『母なる証明』3回目 [ウォンビン☆母なる証明]
先週 『母なる証明』 3回目を観てきました。
3回観ても 新鮮で飽きることはなく 改めてポン・ジュノ監督の凄さを実感しました。
ポン・ジュノ監督の他の作品 『グエムル~漢江の怪物~』
『ほえる犬は噛まない』
『殺人の追憶』は、
『母なる証明』と共通点があり 監督らしさを感じます!!
どの作品も~俳優さんの飾らない自然な演技と俳優さんのアップが多く、共演者の方々の
個性あふれる“顔” “顔” “顔”
(撮影現場では誰が俳優?で誰がスタッフなのか?見分けが付かなかった……とか)
ちらちらっと 暗くてよく見えないシーンにも~何かが隠されていて??
そして、監督のこだわりである 不吉 不気味さを予感させる “水”(雨・川・池・水辺の家・
ペットボトル~) が映像のあっちコッチに散りばめられ~~何かが起こるのでは??
とドキドキする中にも ~ ユーモラスなシーンもありました。
結局 女子高生を殺した犯人は、監督にとって~謎~のままでよかったのかもしれません。
誰にでもいる “母”の狂気を描きたかったのだろうから……
MOTHER → MURDER(殺人) 恐~っ
ストーリーは、単純だけど~俳優さんの表情や台詞ひとつにも意味がある~
無駄がない映画でした
映画の後、姉とCafe でお茶していると~『母なる証明』のパンフ(ビン君のページ)
を真剣に見つめている30代?の男性(目を細くしたアンパンマン顔の方)が私の正面に
座っていました
確か、劇場で私のすぐ後ろに座っていた方でした。
~~誰のファンなんだろう?? ビン君? へジャさん? 監督? ~~
しばらくすると 気品ある60代の紳士(ロマンスグレーの方 ^^v )と合流し 二人の男性は
『母なる証明』について熱く語り始めました。
二人の会話を 耳をダンボにして やっと聞きとれたのが、
「凄い映画でしたね~最後はこうくる~ 純粋な青年がねえ~ 今までにない映画~
なんとか四天王?~こういうスペシャルな映画を~映画祭で~発信したい~
~湯布院が発祥の地 ~フランスの~選んで~~」
この二人は何者??? ただの映画好きなおじさん達じゃなさそう……
アンパンマンとロマンスグレーの男性ふたりが、熱く ウォンビンをいやいや『母なる証明』
を語り合ってる事に 嬉しい気もしました
ふたりの会話に入りたい!! という気持ちも無くはなかったのですが…
勇気は無かったです ^^
<写真:CINE21さんより>
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