『母なる証明』メイキング&特典ディスク [ウォンビン☆母なる証明]
『母なる証明』DVDが、届きました。
3枚のディスクの中で初めに観たのは、初回限定ボーナスディスク(約30分)です。 これには去年10月末
来日したキム・ヘジャさん、ポン・ジュノ監督、ウォンビン氏によるプレミア上映会舞台挨拶&オフィシャル
インタビュー&記者会見が収録されていました。プレミア上映会舞台挨拶では、へジャさん、監督、
ウォンビン氏の3人のみの映像で・・・〇〇夫人の姿はなく~良かったです^^
印象に残ったのは、
映画の冒頭でへジャさんが奇妙なダンスを踊るシーン~~ 撮影の時 他の曲で踊っていたことと
照れるへジャさんと共に即興で監督やスタッフも一緒に踊っていたこと・・・・・。
それと、“撮影の雰囲気はどんな感じでしたか?” の質問に~
監督は、「旅をしていたような気分で・・・各地でおいしいものを食べた・・・」と 微笑み・・・
へジャさんは、「うんざり・・・うらめしかった・・・何度も撮りなおして大変だった・・・挫折感を味わった・・・
どう表現すればいいのか分からない時、監督をじ~っと見つめていると・・・監督は、
「焼けた鉄串で胸を突いたらどうでしょう? 頭にドライバーでねじ込まれたら?」 ・・・
と、笑って言うんですよ~ やり遂げた後で、凄く誉めてくれるんです・・・・携帯メールで・・・」
と身振り手振りでゆっくり 丁寧に話されていました。
韓国の大女優キム・へジャさんが気さくな方で、落ち着いた口調で面白いことを話されるのがとても意外でした。
ウォンビン氏は、・・・鶏のもも肉を16本食べた話と漢方薬を飲み過ぎた話の他・・・
「へジャさんのおもしろい話で十分だと思いますが・・・・・難しいシーンをリハーサルの様に撮影
した監督は凄いと思いました!!」 と、慎重に言葉を選びながら答えていていつもの謙虚な
ウォンビン氏でした^^
メイキングディスクは未だ全部観ていませんが、監督って演技も上手いんですね!!
『母なる証明』は監督が手の動かし方ひとつにも的確に指示を出し、細部にまでこだわったポン・ジュノ
マジックがいっぱい詰め込まれた素晴らしい作品なんだと・・・・このメイキングディスクを観て再確認
しました。 初めて ポン・ジュノ監督 カッコイイ~ と思ってしまいました^^;
本編には入っていないのですが、 メイキングディスクにウォンビン氏の奇妙な踊りの映像がありましたよ
他にも、初めて観る映像もたくさんあり・・・監督の解説を聞いた後に映画を観ると2倍楽しめそうです
メイキングディスクだけでも充分見応えありです
最近 ウォンビン氏は・・・髪の毛切ったみたいですね? 『秋の童話』のテソクみたいでした~^^
『母なる証明』制作発表☆動画 [ウォンビン☆母なる証明]
『母なる証明』の制作発表の動画がupされていました。早いもので、あれからもう1年経つのですね~
動画の後半部分で~監督とウォンビンのツーショット写真撮影風景が出てくるのですが、
監督は、ちょっと焦っている様子・・・・・・なぜか忙しそうに動いているんですよね ~^^
このポーズは手話でも、猿の真似でもありません
そのワケは?
~ウォンビン氏は顔が小さく、監督さんは自分の顔が大きい事をかなり気にしていたらしく
ウォンビン氏の横には並びたくなかった そこで 遠近法を使いウォンビン氏より
一歩下がって立っていた・・・・・
と 説明してる所みたいです。
そんなに気にしなくても・・・・・・
みんな ウォンビン氏しか見てないよ~??・・・・・・・と 思いますが^^
『母なる証明』DVD発売 [ウォンビン☆母なる証明]
<2010年4月23日(金)>
<セルDVD&ブルーレイ発売レンタルDVD同時リリース>
DVDは映画本編に加え約200分(予定)の特典ディスクをつけた スペシャル・ エディション2枚組 さらに初回生産分には初回限定ボーナスディスクがついた3枚組の豪華仕様
◎初回限定ボーナスディスク(約30分)
◎豪華外箱仕様 ブルーレイも同時発売 ブルーレイ『母なる証明 (Blu-ray Disc)』 5,040円(税込) |
『母なる証明』 私は、4回観ました ^^
スクリーンいっぱいに映し出される ビン君の姿を観られるのが 嬉しくて
それから、ポン・ジュノ監督の謎が謎を呼ぶ映像や演出に??魅せられて~~
……本当は、数回観ないと 意味不明な所や~見逃してるシーンが気になっていたから
……です ^^
こちらの DVD お店によっては26%offと お安くなっていますよ (秘)
私は、早速 online ショッピングで予約しました ~~
Amazon では 送料無料で DVD ¥2,953- でした (秘)
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レンタルDVDも4月23日(金)よりレンタル開始予定~ と なっていました
『母なる証明』3回目 [ウォンビン☆母なる証明]
先週 『母なる証明』 3回目を観てきました。
3回観ても 新鮮で飽きることはなく 改めてポン・ジュノ監督の凄さを実感しました。
ポン・ジュノ監督の他の作品 『グエムル~漢江の怪物~』
『ほえる犬は噛まない』
『殺人の追憶』は、
『母なる証明』と共通点があり 監督らしさを感じます!!
どの作品も~俳優さんの飾らない自然な演技と俳優さんのアップが多く、共演者の方々の
個性あふれる“顔” “顔” “顔”
(撮影現場では誰が俳優?で誰がスタッフなのか?見分けが付かなかった……とか)
ちらちらっと 暗くてよく見えないシーンにも~何かが隠されていて??
そして、監督のこだわりである 不吉 不気味さを予感させる “水”(雨・川・池・水辺の家・
ペットボトル~) が映像のあっちコッチに散りばめられ~~何かが起こるのでは??
とドキドキする中にも ~ ユーモラスなシーンもありました。
結局 女子高生を殺した犯人は、監督にとって~謎~のままでよかったのかもしれません。
誰にでもいる “母”の狂気を描きたかったのだろうから……
MOTHER → MURDER(殺人) 恐~っ
ストーリーは、単純だけど~俳優さんの表情や台詞ひとつにも意味がある~
無駄がない映画でした
映画の後、姉とCafe でお茶していると~『母なる証明』のパンフ(ビン君のページ)
を真剣に見つめている30代?の男性(目を細くしたアンパンマン顔の方)が私の正面に
座っていました
確か、劇場で私のすぐ後ろに座っていた方でした。
~~誰のファンなんだろう?? ビン君? へジャさん? 監督? ~~
しばらくすると 気品ある60代の紳士(ロマンスグレーの方 ^^v )と合流し 二人の男性は
『母なる証明』について熱く語り始めました。
二人の会話を 耳をダンボにして やっと聞きとれたのが、
「凄い映画でしたね~最後はこうくる~ 純粋な青年がねえ~ 今までにない映画~
なんとか四天王?~こういうスペシャルな映画を~映画祭で~発信したい~
~湯布院が発祥の地 ~フランスの~選んで~~」
この二人は何者??? ただの映画好きなおじさん達じゃなさそう……
アンパンマンとロマンスグレーの男性ふたりが、熱く ウォンビンをいやいや『母なる証明』
を語り合ってる事に 嬉しい気もしました
ふたりの会話に入りたい!! という気持ちも無くはなかったのですが…
勇気は無かったです ^^
<写真:CINE21さんより>
『母なる証明』公開 [ウォンビン☆母なる証明]
ついに、『母なる証明』が劇場公開になりました
この映画は、殺人犯で逮捕された息子の無実を証明するために、母親自ら奮闘する姿を
描いたもので、ストーリーは単純のなのですが……
この映画の見所は、
☆母親役のキム・ヘジャさんの “狂気” を表現する演技力…特に“目の動き”と“踊り”
☆ポン・ジュノ監督の繊細な部分まで意味を持つカットの数々…
☆トジュンを演じるのではなく、トジュンになりきったウォンビンの演技力
などなど~~たくさんあると思います。
私は、試写会で見せてもらいましたが、映画は、2時間9分……長いな~眠くなるのでは?
しかも、暗くて重い映画だと聞いていたので心配でしたが、居眠りする暇なんて全くなく
えっもう終わり???と思うくらい あっと いう間でした。
随所にミステリアスな映像を散りばめてあり、それが暗くてよく見えないし、一部分だけしか
見えないものが多く、何だろう???と、興味をそそられ思わず見入ってしまいました
私には、その一つ一つが繋がるものと繋がらないものがあるのですが、後半部分でドカーン
と、かなりの衝撃を受けるシーンがあり~~~気が付けば終わっていた……て感じでした。
終わってみると、どれが真実なの??と、スッキリしないところもありますが、母親の子供を
愛するが故の “狂 気” 考えさせられました。
最後のヘジャさんの踊っているシーンがとても印象的で あの踊りはヘジャさん自身の意思で
踊っているのではなく、彼女の体の中から込み上げてくる母親の本能に踊らされているようにも
思えました。 もし、私がトジュンの母親だったら……と想像してみても、答えはでないように
思います。 自分の知らない自分自身の本能だけが知っている……そんな気がします。
ビン君は、純朴な青年トジュンの役作りの為に、5歳の子供を観察した?らしいです。
なので、私は、トジュンを5歳の頃のビン君だと思って見ていました。とても可愛いかったです
時々、背伸びして 大人ぶった事を言う所とか ^^
ちなみに、殺された女子高生役の女の子は、ポン・ジュノ監督の『グエムル~漢江の怪物~』
の娘役オーディションの時、最終オーディションに残った二人のうちの一人だそうです。
それから~~ポン・ジュノ監督のこだわり……が雑誌に書いてありました。
☆ 整形手術している人は使わない。
☆ 視界をふさぐ、隠す、チラッと見える → 開ける感動
☆ “水” は、不吉なものとイメージする……池、水辺の家、雨、川、ペットボトルの水とか…
監督のこだわりを知って映画を見ると、また新しい発見がありそうです